殿堂入りのお馬さん

　

シルキーステラ

平成14年2月8日早来生

父 ブライアンズタイム

母 ウエルシュクイーン

　

（通算成績）　36戦３勝

（獲得賞金）　5,156万円

（主な成績）

　スイートピーＳ　４着

　

写真：2005.3.6 中山競馬場

小柄な牝馬ながら、２歳の12月から６歳の12月まで、まる４年間活躍してくれました。

特に３歳時はスイートピーＳ４着など、クラシック戦線にあとひと息の走りを見せましたが、後から思うと初勝利まで５戦を要してしまったのが響き残念です。

ともあれ初勝利は口取りにも参加させていただき、喜びもひとしおでした

　

　

　

クードゥシャンス

平成14年3月5日早来生

父 ジェイドロバリー

母 ボンヌシャンス

　

（通算成績）　25戦１勝

（獲得賞金）　2,637万円

（特別成績）

　2007　玄海特別２着

　

応援幕

　

写真：2008.3 中京競馬場

「思いがけない幸運」という名前はなんとのんぱっちが考えました！

２歳の夏に福島でデビュー、いきなり２着ですぐ勝てるかと思いましたが、その後はなぜかダートばかり走らされ、

結局３歳のうちには勝てずに地方へ。中央復帰して４歳の札幌で念願の初優勝を飾りました。

５歳の夏には小倉の1000万特別でも２着し、結局６歳の引退期限までにＪＲＡ９場、地方２場を走ってくれました。

３着以内に入った６戦は６～９番人気と、なかなか思いがけない活躍ぶりです。

　

　

ディアデラノビア

平成14年１月28日早来生

父 サンデーサイレンス

母 ポトリザリス

　

（通算成績）　25戦５勝

（獲得賞金）　33.278万円

（重賞勝ち）

　2005　フローラＳ（ＧⅡ）

　2007　京都牝馬Ｓ（ＧⅢ）

　　　　　愛知杯（ＧⅢ）

　

写真：2006.12 シャティン競馬場

新馬、特別を連勝して一気に桜花賞候補の筆頭に！！！

断然の１番人気で臨んだチューリップ賞は折り合いを欠いて７着に惨敗、連闘で挑んだフィリーズレビューはゴール前、ギリギリ４着で出走は叶いませんでした。

一息入れてオークスのトライアルで重賞制覇、堂々挑んだオークスでもシーザリオ、エアメサイアと激戦を演じて３着にがんばりました。

４歳時はヴィクトリアマイル、エリザベス女王杯を含む重賞５連続３着など、惜しいレースが続き、暮れには香港のＧⅠでプライドとも対戦しました。

５歳時には１月の京都牝馬Ｓ、12月の愛知杯で重賞を制覇し、存在感をアピールするとともに、お金もたくさん稼いでくれました。すごいお馬さんです。

　

シルクブラボー

平成12年２月６日アメリカ生

父 Cozzene

母 Monica Faye

（通算成績）　13戦３勝

（獲得賞金）　 6,714万円

（重賞勝ち）

　　2002　デイリー杯２歳Ｓ

写真：2003.11天栄ホースパーク

後にＧⅠを勝ったエイシンチャンプやブルーイレブンを全く問題にせずにデイリー杯２歳Ｓを圧勝。朝日杯は断然の１番人気と目されましたが、最終追い切りで捻挫してしまい、悪夢の回避。頭の中が真っ白になるとはまさにあのときの感覚です・・・

その後は常に脚部不安がつきまとい、そうこうしているうちに馬体も真っ白になりました。天栄ＨＰで元気にしているらしいです。

　

ミッドタウン

平成11年３月９日アイルランド生

父 Danehill

母 Soi de rose

　

（通算成績）　21戦６勝

（獲得賞金）　12,774万円

（特別勝ち）

　2002　山藤賞、水郷特別

　2003　アメジストS、東風S

　2004　ニューイヤーS

　

写真：2003.2 中山競馬場

父デインヒル譲りのスピード、550kg近い巨体は一時期制御不能となり、暴走がトレードマークになりました。

新馬、特別と連勝し、ダートのユニコーンSは大敗したものの、秋の復帰からまた３連勝と大物ぶりを発揮。

ビリーヴやテレグノシスを抑えて断然の１番人気に推された京王杯SCでしたが、中途半端なレースで４着。

その後はちぐはぐなレースが続き、結局重賞制覇もGⅠ出走も達成できませんでした。

引退後は故郷のアイルランドで種牡馬になれたようです。

いつの日か産駒が日本で出走してくれたら、ぜひ応援に行きたいと思います。

　

シルキーゲイル

平成11年３月25日静内生

父 マーベラスサンデー

母 オークビューティー

　

（通算成績）　16戦５勝

（獲得賞金）　 4,930万円

（特別勝ち）

　　2004　両津湾特別

　

写真：2001.6天栄ホースパーク

牧場時代から相当な暴れん坊だったようで、厩務員さんに怪我をさせてしまったそうです。

ダートでデビュー勝ちのあと、いきなり連闘で京成杯に出走しましたが惨敗。

その後も乱暴が目に余り、３歳の秋についに去勢されてしまいました。

しかし４歳で復帰すると500万下を連勝、さらに両津湾特別など1000万も２勝して突破。

その後は1600万で苦戦し障害に矛先を向けましたが、すぐ鼻血が出てしまい引退となりました。

中央引退後は高知で勝ちまくり、なんと東京大賞典にも出走しました。

　

クロンヌドール

平成９年４月27日アイルランド生

父 Carleon

母 Zavaleta

　

（通算成績）　28戦３勝

（獲得賞金）　2,895万円

（特別勝ち）

　2000　セントポーリア賞

　

写真：2000.4 グリーンヒルスタッド

父は名種牡馬カーリアン、母は英仏で５勝したザヴァレッタという良血で、

馬名クロンヌドール（Couronne　d'or）は金の冠という意味です。

９９年６月に来日し、北海道門別町のグリーンヒルスタッドで育成後、10月末に美浦に入厩、

１月中山のデビュー戦で、芝の1800ｍを４馬身差の快勝、続く東京のセントポーリア賞も勝って２連勝。

大物の呼び声が高まり、３番人気で臨んだアーリントンカップでは残念ながら10着に敗れてしまいました。

その後はなかなか調子が戻らず、５歳の春に500万条件戦を勝つにとどまりました。

秋田から夜行列車で観にいったアーリントンカップは印象深いです。